
Tシャツに「彭選手はどこ?」、ウィンブルドンで警備員が問いただす
開催中のテニスの英ウィンブルドン選手権で、「Where is Peng Shuai?(彭帥はどこ?)」と書かれたTシャツを着た運動家グループが、警備員に声をかけられた。中国の女子テニス選手の彭さんは、中国高官に性的暴行を受けたと昨年11月に告発し、一時消息不明になるなどしていた。
男性4人のこのグループは4日朝、大会会場のオール・イングランド・クラブに、外に並んでから入場した。問題のTシャツは、入場後に着替えたとされる。
彼らは、彭さんの問題について「意識を少し高める」ために、ウィンブルドンに行ったと話している。
オール・イングランド・クラブの広報担当は、「観客4人が1番コートの外を歩いていたとき、警備員が近づいて声をかけた事案があったことを確認している」と説明。「この人たちは現在、私たちと一緒にこの日を楽しんでおり、引き続きTシャツを着用できる」と述べた。
また、「テニス界の多くの人々や、広く世界の人々と同様、私たちは彭帥のことを非常に心配している。WTA(女子テニス協会)の努力を引き続き支援していく」と付け加えた。
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彭さんは、ウィンブルドンの女子ダブルスで優勝した経歴をもつ。
昨年、公の場から姿を消した後、。だが、外国からの圧力に応じたもので、演出されていたとの見方が出ている。
警備員に声をかけられた運動家の1人で、チベット問題に取り組む団体フリー・チベットで働くウィル・ホイルズさん(39)は、「私たちは意識を少し高めるために来たが、ウィンブルドンは私たちに嫌がらせをし、自分たちで事態を悪化させた」と話した。
「警備員らは、たくさんの質問をしてきた。私たちは何をしようとしているのか、なぜここにいるのか、すでに何をしたのか、などだ」
「私たちは、歩き回って数人と話をしただけだと言った。すると警備員らは、かなり不審がっていたように見えた」
別の運動家のジェイソン・リースさん(34)は、ウィンブルドンを主催するオール・イングランド・ローン・テニス・アンド・クローケー・クラブの「政治的ではない」という説明について、問題があると指摘した。
「戦争に反対を表明しているロシアの選手やベラルーシの選手が出場禁止になっている一方で、中国共産党による多くの人権侵害は何ら問題がないとされている。ダブルスタンダード(二重基準)であり、道理が通らない」
「ここはウィンブルドンで、彼女は元ウィンブルドン王者だ。このことについて話す場所があり、再び議論をするなら、この場だろう」


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