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裁判記録の保存・利用 国民共有の財産に 期待したい最高裁報告書<山田健太のメディア時評>

 1997年に神戸で起きた連続児童殺傷事件に関する一切の事件記録が、裁判所によってすべて廃棄されていることが昨22年9月に、地元・神戸新聞記者の調べで判明した。ほかの少年事件も芋づる式に廃棄が明らかになるなかで、そもそも最高裁が定めた保存の内部ルールが有名無実化している状況や、さらに言えば当該ルール自体の制度上の瑕疵(かし)も指摘されるなか、最高裁は昨年中に有識者委員会での検討を表明、現在取りまとめ作業が進んでいる。

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