中国、アフガンに34億円相当の支援を表明 食料やワクチン

中国は8日、アフガニスタンに対し、食料や新型コロナウイルスワクチンなど2億元(約34億740万円)相当の支援を提供すると表明した。

中国政府は、との連絡を維持する用意があるとしていた。

中国は、アフガンの暫定政府の樹立はアフガンの「秩序を回復するために必要なステップ」だと付け加えた。

タリバンは7日に暫定内閣の顔ぶれを発表し、「アフガニスタン・イスラム首長国」の樹立を宣言した。

アメリカのジョー・バイデン大統領は、タリバン政権の承認はまだ「先の話だ」としている。

一方で中国は、タリバンとの関係構築にいち早く動いた。

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王毅外相はアフガン近隣諸国のパキスタン、イラン、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンとの会談で、アフガン支援策を発表した。王氏は、中国がアフガンに300万回分のワクチンを提供する方針であるとしたうえで、各国にアフガン支援への協力を呼び掛けた。

中国はまた、米軍撤退がアフガンでの「大混乱を引き起こした」と声高に批判している。

ある政府関係者は、アメリカは「アフガン侵攻初日から撤退直前まで、アフガンの人々に深刻なダメージ」を与えたと述べた。

「アメリカが過去20年間にアフガンで行ったことは、無慈悲な軍事介入や、自分たちのイデオロギーや価値観を他人に押し付けようとすればどうなるのか、その結果を示す典型例だ」と、中国外務省の汪文斌報道官が述べた。

タリバン幹部は、中国をアフガンの最も重要なパートナーと位置づけ、戦争で荒廃した国の再建のために中国による投資や支援に期待を寄せている。

中国政府はタリバンと良好な関係を築こうと懸命に取り組んできた。

タリバンがアフガンを掌握する前の7月にも、中国はタリバン代表団を同国に招いて会談を行い、アフガンへの経済支援を提案した。一方で、アフガンをテロリストの拠点にしてはならないと強調した。

ただ、一部の中国国民はタリバンに強い嫌悪感を抱いており、慎重さが求められるアフガンとの同盟関係を納得させるのに苦労を強いられている。

(英語記事 China offers $31m in emergency aid to Afghanistan

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