
首相「働く意欲持つ社会を実現」 年収の壁引き上げで、予算委
石破茂首相は5日の衆院予算委員会で、年収が103万円を超えると所得税が発生する「年収の壁」引き上げに関し「人手不足を解消し、働く意欲を持つ方々が目いっぱい働ける社会をつくることが、第一の目的でなければならない」と強調した。衆院選での与党過半数割れを受け「与党も野党もなく、民主主義の健全な発展のため謙虚に議論する」と述べた。首相就任後初めて予算委に臨み、立憲民主党は野田佳彦代表が質問に立つ。
首相は、年内の政治資金規正法の再改正に重ねて意欲を示した。「与野党で答えを出すようぜひお願いしたい。自民党総裁として、政府としてできる限りのことをしなければならない」とした。防災庁設置の意義について「予知や避難所の体制をつくっていくことが使命だ」と説明した。
自民党の小野寺五典政調会長は衆院選で少数与党となり「野党と協力し、熟議が必要だ」と指摘した。首相は「自民に対する厳しい姿勢だった」と総括した上で「国会だけで決めればいいのではなく、主権者である国民にいかに納得をいただくかが大事だ」と語った。


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