自民、令和版政治改革大綱策定へ 参院選勝利「最重要課題」

 自民党の2025年運動方針原案が17日、判明した。派閥裏金事件を受け、リクルート事件後の1989年に党が定めた政治改革大綱の実施状況を検証し、「令和版政治改革大綱」を策定すると明記。衆院で少数与党になった現状を踏まえ「夏の参院選の勝利が最重要課題」と位置付け、6月22日投開票の東京都議選と併せて「党の勢力を結集して臨む」とした。関係者が明らかにした。

 党総裁の石破茂首相が党幹部と文言調整を進め、3月9日の党大会で正式決定する。

 政治改革を巡り、政治資金の透明化を進めることで国民の信頼回復を果たすと強調。1票の格差是正と有権者の声を反映させるという双方の観点から衆院選挙制度の在り方について「具体的な結論を得るよう議論する」とした。地方組織が票の配分拡大を求めている党総裁選のルール見直しは、来年の党大会に結論を先送りする。

 参院選を政治決戦の「天王山」として、衆院議員にも「常在戦場」の精神で取り組むよう求めた。選挙でのSNSの影響力が顕著になっていると分析し、SNS活用や動画作成に関する勉強会を開催すると言及した。

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