
ドン・キホーテ、公式キャラ変更を即日撤回 ファンの反発受け
日本最大級のディスカウントチェーン「ドン・キホーテ」はこのほど、公式マスコットキャラクターを「ドンペン」から「ド情ちゃん」に変更すると発表した。しかし、オンライン上でファンからの反発を受け、即日撤回した。
日本で「ドンキ」と呼ばれ親しまれるドン・キホーテは、国内に600以上の店舗を展開し、その安価で幅広い品ぞろえで知られる。
公式マスコットキャラクターの「ドンペン」はサンタ帽をかぶった青いペンギンで、ドン・キホーテの代名詞ともいえる。
同社は16日正午過ぎにツイッターで、ドンペンの代わりにカタカナの「ド」を擬人化した「ド情ちゃん」を使用していくと発表。日本のソーシャルメディア上で衝撃が広がった。変更理由は明かさなかった。
ネット上では落胆の声が相次いだ。ドンペンのつなぎを着た写真を投稿するファンや、ドン・キホーテで不買運動をすると警告する人もいた。
別のネットユーザーは、ドンペンとド情ちゃん、どっちの公式マスコットがいいかアンケートを実施。3万3000以上のクリックがあり、ドンペンが93%の票を獲得した。
公式キャラクターの変更発表は、同社の吉田直樹社長にも衝撃を与えたようだ。吉田氏はツイッターで、「私も事情がわからず関係部署に確認します」とした。
その数時間後、吉田氏はドンペンが続投することに決まったと発表した。
同社公式ツイッターアカウントも、「大変多くのご意見を頂き、私たちが考えている以上にお客様の『ドンペン』への想いを再確認することができました。ありがとうございます。皆様のご意見を真摯に受け止め、社内で協議させていただいた結果、公式キャラクターとして今後も『ドンペン』が続投することに決定いたしました」と投稿した。
ドン・キホーテを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスもこの一件について謝罪し、ドンペンに対するファンの支持に感謝しているとした。
ドン・キホーテの公式サイトによると、ドンペンは南極生まれ東京育ちのペンギン。趣味は夜のお散歩で、「ドンペンは数体存在する説」や「その土地によって様相が異なる説」があるという。
新型コロナウイルスのパンデミックで経済が打撃を受ける中、ドン・キホーテは日本で黒字を達成した数少ない小売店の1つとなっている。


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