豊かさ感じる地域の祭り 岩崎みどり(那覇・南部班)<ゆんたくあっちゃ~>

 始まりは南風原町の喜屋武集落だ。開始時間と書いてあった午後8時の少し前に到着すると、倉庫から大綱が出されたところだった。それから綱の点検と補修が行われたようだ。10時過ぎにようやく対の大綱が向き合った。すると東西の男衆が体をぶつけ合う。けんかそのものだ。離れては、またけんかを繰り返し、ようやく綱引きが始まったのは11時半ごろ。勝負は数分ほどでついた。くたくたのふらふらになった。
 
 その後、沖縄三大綱引きの一つ与那原大綱曳を初めて見た。大綱に乗った支度(したく)は神々しい。なのにカナチ棒が入ると、大綱は支度ごと一気に地面に下ろされて、数千人による引き合いが怒濤(どとう)のごとく始まる。そのギャップに驚いた。

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