中国のゼロコロナ抗議は国民を解放するのか?

【岡本 裕明 海外事業経営者】 中国のゼロコロナ政策についに国民が声ならぬ「白い紙」を掲げ始めました。中国では体制に対する批判は厳しく罰せられるため、白い紙は無言の抵抗という訳です。政権からは明白な指針が聞こえきておらず、難しい判断を求められそうです。     きっかけの一つは11月24日に新疆ウイグル自治区で起きた火事でそ...▶続きはこちら

第3期習近平体制の内政動向③

【松本 修 国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)】 12月6日、江沢民同志追悼大会が北京の人民大会堂で開催された。中国共産党トップの習近平総書記が弔辞を行い、追悼大会は蔡奇中央書記処筆頭書記(ナンバー5の政治局常務委員、前北京市党委員会書記)が主宰(司会)した。かつて25年前の1997年2月に行われた鄧小平同志追悼大会は、江沢民総書記(当時)が弔辞...▶続きはこちら

ロシアとウクライナの戦争、冬本番迎え、来春まで様子見か

【飯島 一孝 ジャーナリスト】 ロシア軍がウクライナへ侵攻してから10カ月目に入り、本格的な冬の到来を迎えている。このため戦闘自体は減ってきているが、両国とも来春を目指して戦略を練っているとされる。一方、ロシアと米国など西側諸国は表向き、対話を求めているが、ともに機が熟していないとして来春まで様子見の状態が続きそうだ。    ...▶続きはこちら

台湾統一地方選、民進党が大敗:自ら転んだ蔡英文政権

【野嶋 剛 大東文化大学教授】「中国に屈した」はミスリード   11月26日に投開票された台湾の統一地方選挙。   蔡英文総統率いる与党・民進党の敗北は間違いなく、野党・国民党の躍進となった。民進党は注目選挙区の台北市長選や桃園市長選などでことごとく候補者を当選させられず、台湾メディアは「惨敗」「大敗」の見出しで続々と報じて...▶続きはこちら

第3期習近平体制の内政動向②

【松本 修 国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)】 11月30日、江沢民元国家主席が上海市で逝去した(享年96)が、中国当局の対応は迅速だった。同日夕方には習近平国家主席を主任委員とする「江沢民同志葬儀委員会」が発足し、翌12月1日には江沢民の遺骸を上海から特別機で北京に移した。そして、葬儀委員会は公告を出し、6日午前10時(現地時間、日本時間11...▶続きはこちら

対話が生み出す緊張緩和

【岡本 裕明 海外事業経営者】 11月に行われた東南アジア各地での数々の国際会議と首脳会議はコロナ以降、最も活発な重層的外交交流となっています。米中首脳会談では明らかにトーンは緩和方向。バイデン大統領が中国に気を遣い、会談は中国団の宿舎(ホテル)に出向く形で3時間にわたり行われました。主題の一つ、台湾問題は平行線でしたが、中国が...▶続きはこちら

難しいアジアの安定成長への課題

【岡本 裕明 海外事業経営者】 日米韓ASEAN首脳会合がプノンペンで開催されました。インドネシアでのG20開催に日程を合わせたもので、バイデン大統領はアメリカとASEAN諸国の関係を「包括的戦略パートナーシップ」に格上げすると報じられています。また岸田首相は北朝鮮問題を取り上げ、その危機感を共有しました。更に日米韓首脳会議に日...▶続きはこちら

不可解な岸田首相の中国空母質問

【倉西 雅子 政治学者】 今月11月6日、相模湾で開催された国際観艦式に出席した日本国の岸田首相が、その後、米原子力空母「ドナルド・レーガン」に乗艦し、「突っ込んだ質問」を浴びせたと報じられました。首相の質問内容とは、中国が建設している新型空母「福建」の能力に関するものなのですが、首相のこの言動には、どこか不可解な点がある...▶続きはこちら

第3期習近平体制の外交動向

【松本 修 国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)】 10月末の党大会で第3期指導部人事を確立した習近平国家主席は、11月に入り国際舞台に復帰した。いわゆる「習近平外交」(Xiplomacy)が始動し、先ずはタンザニア大統領、パキスタン首相、ベトナム国家主席、ドイツ首相を北京に迎え、相次いで首脳会談を行った。さらに14日から習近平はインドネシア、タイ...▶続きはこちら

第3期習近平体制の内政動向

【松本 修 国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)】 中国共産党は11月10日、新期の政治局常務委員会会議を初めて開催し、「COVIDー19」の防疫活動に関する報告を聴取して「ゼロコロナ」政策を堅持し、防疫活動の一層の「強化」(中国語:優化)に関する措置を研究、手配した。これを受けて国務院は11日、「地方の党委員会・政府は各地の実態に基づき、責任をも...▶続きはこちら