(連載2)自民党改憲案の問題点-壊れた国会の’ブレーキ機能’-

【倉西 雅子 政治学者】 言い換えますと、首相と議員は、緊急事態宣言の長期化において利害を共有することとなるのです。緊急事態宣言が両院の国会議員の地位、名誉、並びに、リッチな生活をも支えるとなりますと、国会に上述したブレーキ機能を期待することは難しくなります。首相と国会議員は、一蓮托生の関係にあるのですから、両者結託して緊...▶続きはこちら

(連載1)自民党改憲案の問題点-壊れた国会の’ブレーキ機能’-

【倉西 雅子 政治学者】 緊急事態条項に伴う首相への権限集中による独裁化、並びに、これとセットとなる国民の基本的な自由や権利の制限に関する懸念については、国会が制御機能を果たすとして問題視しない意見も聞かれます。同見解が主張するように、「自民党憲法改正案」の第98条並びに第99条には、国会の関与を定める幾つかの条文を確かに...▶続きはこちら

ロシアとウクライナの戦争状態はいつまで続くのか?

【飯島 一孝 ジャーナリスト】 ロシア軍がウクライナに侵攻してから半年が経過したが、依然として激しい戦闘が続いている。少し前までは双方ともかなり消耗していて、早ければ秋にも停戦へ動くのではとの見方が強かった。だが、半年経っても戦闘はレベルダウンしないどころか、激しさを増しているところもある。このため、戦争状態の長期化は避けられず...▶続きはこちら

(連載2)火器管制レーダー照射の「指針」の背景

【宇田川 敬介 作家・ジャーナリスト】 しかし、「指針は2019年2月につくられた。「日(本)哨戒機対応指針」として、公海上で接近してきた自衛隊機に対し、通信などによる2回の警告に応じずに近距離飛行を保った場合は、標的との距離や高度などを測る「追跡レーダー」(火器管制レーダー)を照射して対抗するよう規定した」(2022年8月18日、朝日...▶続きはこちら

(連載1)火器管制レーダー照射の「指針」の背景

【宇田川 敬介 作家・ジャーナリスト】 文在寅前大統領の時代、韓国の艦艇や航空機が日本の哨戒機や偵察機に対して火器管制レーダーの照射をたびたび行っていた。これに対して日本政府は、当時の防衛大臣が韓国に対して強く抗議をするなどをしていたが、韓国がその極めて危険な行為を止めることはなかった。特に竹島周辺での威嚇では、韓国が自衛隊に対して「一...▶続きはこちら

(連載2)岸田首相が踏み込んだ原発推進

【岡本 裕明 海外事業経営者】 つまり最終価格を上げられない上限にヒットしているので経営すればするほど赤字になっています。これでは企業としての健全性はなく、国としてどうしたいのか、放置すれば当然、大バッシングが起きるでしょう。もちろん消費者へ無限に価格転換ができるものでもありません。もちろん、原発再稼働に関しては様々な意見がある...▶続きはこちら

(連載1)岸田首相が踏み込んだ原発推進

【岡本 裕明 海外事業経営者】 岸田首相にしては珍しく3歩ぐらい踏み込みました。首相が議長を務めるGX(グリーントランスフォーメーション)会議で再稼働ないし再稼働準備中の10基に加え、7基を再稼働させるべく国が後押しをすること、次世代型の小型原発開発敷設の検討、原発の運転期間の延長の可能性の検討を指示しました。本件は私は以前から...▶続きはこちら

中国の描く道筋と身動きが取れない米国

【古村 治彦 愛知大学国際問題研究所客員研究員】 世界覇権国アメリカの衰退が叫ばれて久しい。その間の中国の台頭は目覚ましい。次の世界覇権国は中国だという考えは世界中で広がっている。アメリカを中心とする西側諸国の凋落も続いている。この中には日本も含まれている。西側以外の国々の経済成長は堅調である。大きく見ればアメリカを主軸とする西側世界が支配してき...▶続きはこちら

(連載2)核の脅威に直面する非核保有国とNPT

【倉西 雅子 政治学者】 NPTの条文を丁寧に読みますと、戦時あるいは戦争リスクが強く認識される状況下においては、何れの締約国も核兵器の保有が国際法において許されているとしか解釈のしようがありません。この点のみを考慮しますと、ロシアによる軍事介入に直面しながら核保有という選択を怠ったウクライナの行動の方が、余程、不可思議な...▶続きはこちら

韓国の北朝鮮漁船員送還について

【真田 幸光 大学教員】 米国の連邦議会の超党派組織である「トム・ラントス人権委員会」で共同議長を務める共和党のスミス下院議員は、「韓国政府・統一部が公開した亡命漁師二人の強制送還当時の写真について、見るのがつらい、正当な手続きもなく韓国の前政権によって行われた問題の多い北朝鮮送還を糾弾したい。」との考えを示唆しています。...▶続きはこちら